輸送・配送

多様な温度環境

積込み、配達、集荷といった時々の天候や外気温の変化は、輸送・配送中の食品に様々な影響を及ぼします。

温度計測の不足

貨物の温度確認は出荷時、配達時に行われるのが一般的ですが、これでは輸送中の温度変化を確認することが出来ません。

輸送過程での完全な追跡

デルタトラックのリアルタイムデータロガーを使用すると、輸送中の温度状況を継続的に監視できるため、何か問題が発生した場合に速やかに対策を講じることができます。

避けるべき熱源

まだ熱い食品をそのまま冷蔵庫・冷凍庫に入れると、庫内温度の上昇を招き、温められた他の貯蔵食品が危険温度域に入る可能性があります。

中途半端な冷蔵保管

忙しいキッチンスタッフにとって、食品の冷却期間中の温度変化を常に細かく確認をすることは難しいでしょう。最悪の場合、勤務シフト終了時にただ単に廃棄を避けるため、まだ温かい食品が冷蔵・冷凍保管庫に入れられてしまうのこともしばしばです。

安全第一

食品が健康被害の原因とならぬよう、デルタトラックのデータロガーで冷却期間を高頻度に監視し、規定された時間内に適正温度に到達したことを確認することが出来ます。

調理温度管理

細菌汚染

食材内部が適正温度に達するまで調理されていない場合、有害細菌が増殖して食品由来の疾病のリスクが生じるだけでなく、評判や利益に影響します。

保証にならない

調理時間や見た目だけに頼っていては、調理が十分か的確な判断ができません。 調理不足の場合、食品由来の疾病のリスクが大きく増大します。

曖昧さの排除

デルタトラックの温度監視ソリューションは、NIST (アメリカ国立標準技術研究所) の国際計量基準にトレーサブルであり、NSF (アメリカ国立科学財団) 認定を受けた、高精度で信頼性が高い温度計を採用することで、温度管理での曖昧さを排除します。 各種の監査や、法規制への適合遵守のために温度記録は保存されます。

保温・保冷

食品汚染のリスク

貯蔵中の適切な時間温度管理に失敗すると、食品が細菌増殖の培地に化してしまい、単に廃棄に繋がるだけでなく、食中毒のリスクを生じさせます。

不必要な食品廃棄

不十分な時間温度の管理によって、本来良質な食品がむやみに廃棄されざるを得なくなってしまいます。 貯蔵場所の管理を誤ると、食品自体、そして利益を失うことになります。

正確な温度監視

デルタトラックの温度監視ソリューションは、貯蔵場所の温度が許容温度範囲から逸脱することの防止に役立ちます。 正確性の高い計測器具とクラウドベースのソリューションは、食品の安全性を証明することで食品廃棄量を最小限に抑えます。

食品取扱い上のリスク

食品取扱いに際しては効果的な消毒実施が必須です。 安全基準への不適合は、免許取消しや廃業に繋がるリスクがあります。

省略作業のリスク

作業者による温度ログ記録や、時間節約の為の省略作業といった、製品安全性に影響を与え得る不適切な記録管理を行うと、食品提供施設としての評価を損ないます。

業務に適した器具の提供

最高の安全衛生水準を担保する為に、デルタトラックのソリューションは、温度、pH、塩素レベル等監視用に、各現場の状況に応じた適切な器具を提供します。

消毒作業ソリューションを選択

食品安全管理上の難題

保冷貯蔵は細菌増殖を抑制するのに役立ちます。 しかし、貯蔵期間がどのくらい伸びるのか、十分な鮮度を保てる期間はといった判断は一概に出来ません。 劣化・腐敗スピードはそれぞれの食品で異なるからです。

合併症の危険性の腐敗

往々にして、貯蔵法さえ適切ならばリスクが完全排除されると信じられがちです。 しかし、温度監視の有効性に問題があれば、貯蔵温度が許容範囲から逸脱してしまうリスクは残ります。

最適条件の確保

デルタトラックの温度計と温度監視器具は、貯蔵施設内の最適状態維持を担保するのに役立ちます。 これにより、劣化・腐敗の回避と細菌増殖を抑制ができます。

食品安全衛生

アメリカ合衆国では、毎年国民の6人に一人(約48万人)が食品由来の疾病に罹り、128,000人が入院を余儀なくされ、3,000人もの尊い生命が失われております。