当社では、高品質で信頼性の高い製品とサービスをお客様にご提供できるように努めております。当社では、温度記録トレーサビリティのための温度校正作業及び、校正証明書発行をはじめとした、様々な技術サポートをご提供致します。ご提供したソリューションや製品が本来の機能・性能を維持するのを担保することで、お客様でのSOP (標準作業手順)の適正運用や、国内GDP(医薬品の流通に関する基準)、 FDA(アメリカ食品医薬品局)規制、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)の国際計量基準等の多様な規制・基準の要求事項への適合をお手伝い致します。

すべての温度校正作業は、右図に示されるトレーサビリティ体系に従っております。日本工業規格温度校正方法通則JIS Z 8710の接触式温度校正法の比較法により温度校正を行います。また極低温については、産業技術研究所「計量標準報告Vol.8, No2」に基づく温度校正方法で校正を行います。当社の基準原器(社内一次標準器)は、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)の測定器を頂点とするトレーサビリティ体系で温度校正を実施しております。

""医薬、医薬原材料、医療機器、食品、化粧品をアメリカ向けに輸出されるお客様への対応として、FDA 21 CFR Part11(連邦法第21章第11条)に準拠した製品、ならびにソフトウェアをご提供しております。 FDA 21 CFR Part11:電子記録、電子署名および電子記録上への手書き署名を紙の記録物および手書き署名と同等のものとして規制対象企業からFDAが受け入れることを可能とする法律で、電子記録および電子署名が改ざんされないこと、変更の履歴が残ることなどを要求。"当社のサービスは、ISO 9001の記録管理要件を満たしています。

品番20847PDFイントランジットデータロガー等の一部のシングルタイプ(使い切り)イントランジットデータロガーについては、製品出荷前に、ご使用いただく温度範囲に応じた、シングルポイント(1点)温度検証、電池電圧チェック、アラーム動作チェックを追加料金無しに行い、それぞれのロガーのシリアル番号毎に検査の結果を表示した検査証明書を発行させていただいております。品質管理要求事項として温度トレーサビリティ等が要求される場合にご利用頂けます。

また、ご使用頂いた温度計測器具の測定精度や記録内容に疑義がある場合は、PTA(Post Trip Analysis:事後疑似輸送解析)や、FAR(Failure Analysis Report:不具合解析報告書)発行等の付帯サービスを無償で行っております。

当社では、可能な限りお客様個々のニーズにお応えするよう努めております。 温度監視器具の選定や付帯サービスなど、ご不明の点がございましたらお気軽にお問合せください。